子どもと一緒にどこいこう?A:自然と触れ合う

色川の滝 旅行
大自然に触れ合う

 自然と触れ合うことの効果

 子供には自然と触れ合うことが必要であることは、直感的にわかります。それは、今まで生きてきた中で、自然と触れ合うことで得た感動があるからです。

 ここでは、あえてメリットとデメリットを考えてみました。

 メリットとデメリット

メリット

  • 五感を刺激することができる
  • 偶然の感動がある
  • 生き物を感じることができる

 言うまでもなく、自然に触れ合うためには、体がその場へいかなければなりません。そこで得られる刺激は五感を活発にし、感動を得ます。

 視覚:新緑の山々、透き通るような青い空

 聴覚:小鳥のさえずり、カエルの鳴き声、川のせせらぎ

 嗅覚:腐葉土の香り、山百合の花、海岸での潮の香り

 味覚:屋外で食べるおにぎり、オーガニックの食事

 触覚:滝の冷たさ、草原のやわらかな土、薫風(5月の温かな風)

 ストレスが無く、人混みも無く、静かで豊かな時間を過ごせます。

デメリット

  • 虫さされ
  • 移動時間
  • 金銭的負担

 蚊、ムカデ、アブや蜂など、刺してくる虫や毒のある虫には要注意です。

 自然は都会の近くにはめったに無く、どうしても地方へ移動する時間が必要です。

 ある程度安全に自然と触れ合うには、整備された施設の利用が良いでしょう。多少の入場料や駐車料金、交通費がかかります。

オススメのスポット

串本海中公園

串本海中公園
和歌山県串本町にある、串本海中公園

水族館では様々な海の生きものを見ることができます。

海中遊覧船
水面下の様子を見ることができる

海中観光船では、15分程度のツアーで串本の海中の様子を見ることができます。冬場の方が透明度が高く遠くまで見えるそう。

海中展望台
名物の海中展望台。魚の餌が売っている。

階段しかなく、内部も狭め。人が多くてベビーカーなどは持って入れないため注意。魚が見られて素敵だが、夏場は湿気や臭いがあって、ちょっと不快に感じる人もいるかも。

リンク https://www.kushimoto.co.jp/

わたしたちが訪問したとき(2024年4月)の料金で、療育手帳があれば子供(本人)と付添いの大人(親)の料金が半額になります。その割引を利用して、私達の家族(大人2人、小学生2人、2歳以下の幼児)の5人で6,600円でした。

水族館は開店直後がオススメ。昼間、人がいると隠れている生き物も、開店直後なら出てきていることがあり、めったにみれない姿が見られるかも。

わたしは、でっかいエビを見ることができました。

ホタルの鑑賞

清流にしか棲まないというホタル。だんだん生息場所が少なくなってきていますが、保存会を立ち上げてホタルを飼育し、放流しているところもあります。

紀の川市ホタル鑑賞情報:https://www.city.kinokawa.lg.jp/kanko/kannshoujouho.html

紀の川市のホタル生息地
紀の川の上流、きしべの里にて

紀の川市にあるホタル生息地、きしべの里。6月上旬が見頃となりますが、今年は飛び始めが早かったのですが、6月7日で4,5匹のホタルを見ることができました。生き物ですから、不意にこちらに近づいてきたり、見たこともない昆虫を見つけたり、良いハプニングがあれば子供も大興奮です。

階段は狭く、足元が暗いため懐中電灯か携帯のライトは必須。駐車場から往復で2km弱歩くが、ベビーカーは難しいので、おっぱひも(赤ちゃんを抱っこか背負って固定する紐のこと)があれば安心。

「ホタルが住みやすい環境を作っていこうね」と話をすることができました。

おまけ

自然の鳥
生物が身近に存在し、すぐ近くで観察することができる。

 わたしの母国・コスタリカ共和国は、生物の多様性が特徴で、国をあげて保護しています。珍しい動物が自然のままで観察できるので、多くの観光客が訪れます。野生のワニやイグアナ、美しい鳥・ケツァールやトゥカンなどを見ることができます。自然の姿のまま、人と生物が共生できる環境があれば、素晴らしいことですよね。

 まとめ

子どもと一緒にどこいこう?と思ったら、自然と触れ合うことをオススメします。

同じ感動を共有することで、家族の絆が強くなり、一生の思い出になるかもしれません。

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